パリ10区のサンマルタン(Saint Martin)運河沿いに16日、ホームレスの人たちのためのテントがたくさん設営されたそうです。写真でエンジ色の列になってみえるのが、すべて1つ1つテントです。
これは慈善団体「Enfants de Don Quichotte(ドンキホーテの子どもたち)」が、設営したそうで、写真に写っている男の人も、この団体の人です。
以前に何かの本で読んだんですが、フランスでは、家賃を滞納しても、大家は冬の間は借家人を追い出してはいけない、という法律がある、というくだりを読んだことがあります。
これに関しては、ちょっとやりすぎの法律のような気がします。アパートやマンションの大家は営利のために家を貸しているのですから、家のない人の保護は国のやることで、大家は関係ないでしょう。
ですから、このような法律にはちょっと賛成できませんが、それくらい、生活に困窮した人に対して社会全体で支えていこうという姿勢自体は、いいことだと思います。
それに比べて日本は、本当に既得権のある人ばかりやたらと保護して、既得権にありつけなかった人たちは損する仕組みになっています。
弱者でもない人にどんどん福祉の金を回しておいて、本当に救済が必要な人たちは救済しないで放置しておく日本のシステムは、もう変わらないといけない時期に来ていると思います。
地味なニュースかと思っていたら、今日のAFPBB Newsのアクセスランキングで、このパリのホームレスのニュースが2位になっています。
もう日本でもおそらく、ホームレスや失業、生活苦といった問題が他人事ではなくなってきているのでしょう。

フランスでそんな事情があるとは全く知りませんでした。フランスの冬はさぞかし寒いだろう、と思います。麻衣子様、貴重な情報ありがとうございました。